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History – ISO準拠試験片製造用金型

History

オランダ:
AXXICON社

70年以上の技術の蓄積

1950 – 1980’s

1947年オランダのヘルモンドに、様々な市場に向けたハイエンド射出成型金型、精密部品、システムエンジニアリングと製造をテーマとする研究者が集い、精密金型製作のためのAxxiconワークショップが開設され、AXXICON社の発端となりました。

1980’s – 2000’s

1981年には、カスタム金型の製作に加え、オランダのPhilips社のために最初のCD金型を製作しました。高精度の機械加工と研磨能力により、この分野のスペシャリストとなり、インフォメーション・キャリア・テクノロジー(ICT)部門が設立されました。この部門が1996年にアイントホーフェンに移転し、現在に至っています。

当時、AXXICON社は高性能金型と射出圧縮成形プロセスを開発・製造する光学メディア業界のマーケットリーダーとして市場を牽引し、10,000台以上の金型を販売し、全世界のディスク生産量の50%以上を達成しました。AXXICON社は、金型部品の100%互換性、高速サイクルタイム(DVDで2.0秒)、主要メンテナンス前の1,500万ショットの金型耐久性で競合他社を凌駕しました。革新的な熱処理と表面処理を施したコンフォーマル冷却部品を用いることでミクロン単位の公差で金型部品を直列に加工でき、それにより薄肉製品に微細構造を再現する射出圧縮ツールと成形プロセスのスペシャリストとなりました。

世界で初めてクイックチェンジ式(カセット、入れ子交換式)金型システムを開発

AXXICON社は、1989年に最初のAIM™(Axxicon ISO Manufactured)クイックチェンジ金型システムを発表して以来、そのペースをリードしてきました。それまでポリマー業界は材料の特性情報が比較できないという課題に直面していました。AXXICON社は、国際標準化機構(ISO)により開発されたソリューション、熱可塑性材料の試験片を成形するためのクイックチェンジ金型システムを提供することで、材料データを世界中で比較できるようにしました。 そして、AXXICON社は射出成形金型のOEM連続生産のスペシャリストとして、2007年にAxxicon Eindhovenに移されました。

2010’s – 2020’s

光学メディア事業に代わって、Axxicon社はAIM事業に力点を置いてきました。販売パートナーは世界中に拡大し、このビジネスを成長させました。
更に、2010年、Axxicon社はマイクロ流体市場に参入し、2014年にはマイクロ光学市場に参入しました。この市場では、お客様にアイデアから大量生産までのサービスを提供しています。

Today’s focus

Axxicon社は典型的な工具メーカー、機械加工会社、射出成形会社ではありません。ポリマー微小流体、光学、試験片用金型とそれに必要な製造能力のスペシャリストであることに重点を置いています。超精密機械加工部品を作るために、マイクロフライス、研削、ラッピング、研磨を使用しています。
2022年7月、Axxicon社はハイテクカンパニーであるPMグループの一員として再スタートを切りました。 会社のスローガン「Shaping Your Ideas(あなたのアイデアを形にする)」は、今も変わりません。このスローガンは、ブランドメッセージと、アイデアから大量生産までお手伝いするというお客様への思いが込めれらています。

OVER 30 YEARS OF AIM

1989年、AxxiconはAIMTMクイックチェンジシステムを発表し、この30年間で2,500以上のモールドベース、12,000以上のインサート、ミラープレートを世界中に納入し、業界標準となっております。
これらはすべてオランダのアイントホーフェンで開発・生産されています。