卓上型核磁気共鳴装置(卓上型NMR)
X-Pulse
イギリス:オックスフォード・インストゥルメンツ社
オプション
オートサンプラー
- 多検体の測定を自動化
- 最大25検体
- 長さ ≧ 20 cm、外径 5 mmのNMR管
- 直感的なカルーセル型
- SpinFlowソフトウェアで制御
フローNMR
- 容易に反応をモニタリング
- 任意の溶媒を使用可能
- 優れた感度と分解能
- 長時間にわたり安定して測定
温度可変
- 外部ガスフローで試料温度を変化
- 試料温度範囲: 0~65℃
- 外径4 mmのNMR管を使用
- 最小限に抑えられた磁石の温度変化
- 通常の測定と簡単に切り替え
X-Auto オートサンプラー
NMR分析を自動化
X-Autoは、卓上型NMRの効率を最大化するために設計されたオートサンプラーです。
最大25検体の試料をセット可能で、データ取得を完全自動化します。
対応NMR管:
- 標準NMR管:長さ ≧ 20 cm、直径 φ 5 mm
- 真空バルブ付きチューブにも対応
SpinFlowソフトウェアから簡単に制御可能
連続測定のサンプルリストはSpinFlowソフトウェアで直感的な操作で簡単に作成できます。
ドラッグ&ドロップで測定リストの順番を変更したり、完了した実験を再実行することができます。
フローNMR
リアルタイム反応モニタリング
フローセルをX-Pulseにセットすることで、NMRでリアルタイムに合成反応のプロセスを確認できます。反応溶液を直接測定することで、反応開始から終了までの構造変化や定量情報を得ることができます。
- 磁石温度の安定化により、反応溶液を流しても安定して測定が可能
- 軽溶媒で測定可能(外部ロックと溶媒抑制)
- 速い流速でも良好な感度
- 簡単に交換可能
温度可変
卓上型NMRで温度可変のNMR測定を実現
温度制御された外部ガスフローを使用してサンプル温度を変化させることにより、温度可変測定を実現します。
- 温度範囲:0℃ ~ 65℃
- 磁石温度の安定化により、サンプル温度変化後も安定して測定が可能
NMRを用いた温度計測
水酸化物(水)シグナルの化学シフトは温度によって大きく変化します。このことを利用して、エチレングリコールやメタノールの2つのシグナルの化学シフトの差(Δδʜ)から試料温度を計算する式が確立されています (J. Magn. Reson., 1982, 46, 319-321)。
拡散係数の温度依存性
溶液中の化学種の拡散係数は、電池の電解質成分の分析などに有用です。拡散係数は、パルス磁場勾配スピンエコー(PGSE)パルスシーケンス(詳細はアプリケーションノート17参照)を用いてNMRで直接測定することができますが、大きな温度依存性があります。
アプリケーションノート
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卓上型NMRによる化学反応原料のトラブルシューティング
APPLICATION NOTE 15
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電解質設計のための卓上多核NMR
APPLICATION NOTE 16
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パルス磁場勾配NMR法による異なる温度での拡散測定
APPLICATION NOTE 17
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卓上型NMRによる電解質の分解反応のモニタリング
APPLICATION NOTE 18
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X核: 多核NMR分光法
APPLICATION NOTE 19
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卓上型NMRによる定量:電池電解質の最適化
APPLICATION NOTE 20
ウェビナー情報
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